2023年 ベトナムの米輸出が史上最高を記録
投稿者 :VietKau on
2023年、ベトナムの米の輸出量は、過去最高となる813万トンに達し、その価値は47億米ドルに上りました。ベトナムの米産業にとって、記録的な数字になりましあた。
この数字は、2022年と比較して、米の輸出量は14.4%増、額は35.3%増加しました。
ベトナムは実は、世界第5位の米生産国であり、生産量に基づいては、世界第3位の輸出国なんです。エルニーニョの影響を受けながらも、ベトナムの米輸出量は大幅に増加しました。
ベトナムの米輸出は、2023年7月にインド政府が非バスマティ白米の輸出を禁止したことを受けて、急増していました。現在、この禁輸措置はまだ解除されておらず、2024年の米輸出はさらにベトナムの米の輸出は伸びるのではないかと予想されています。
現在、インドは全世界の米輸出量の約40%を占めています。その主要顧客にはイラン、サウジアラビア、中国が含まれます。また、いくつかのアフリカ諸国は、この南アジアの国からの米に大きく依存しています。
今年は、多くの国がベトナムからの米の輸入を2倍から28倍まで増加させています。フィリピンはベトナムの最大の米輸入国で、310万トン以上を輸入しています。インドネシアは約115万トン、中国は90万8000トン以上、ガーナは約57万6000トンなどを輸入しています。
ベトナムにある米輸出企業の社長は、2023年は輸入国からの需要が高まる年であると評価しています。特に、以前は少量のベトナム産米しか輸入していなかった国々も、現在は大量に購入しています。
2024年の展望について、企業は米輸出に対して楽観的です。輸入国は安定した供給源を求めており、インドは選挙後も米の輸出制限を継続する可能性があります。また、エルニーニョ現象の影響は今年の半ばまで続く可能性があります。
ベトナムの米業界にとって、これらの成果は世界市場での存在感を高め、国の経済発展に大きく寄与していて、特に、グローバルな供給と需要の動向に敏感に反応し、その機会を最大限に活用していることが、ベトナムの米産業の成功の秘訣と言われています。