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2023年末 ベトナムの銀行預金 記録的高水準を記録

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2023年末 ベトナムの銀行預金 記録的高水準を記録

ベトナム経済の新たな動き 2023年末のベトナムでは、銀行への預金額が前年比14%増加し、驚異の13.5兆ドンに達したというニュースです。 この記事を書いている時点(1月9日)でのベトナムインデックスは1157ポイントなり、この1ヶ月で上昇しています。2023年は銀行の金利も下がり、現在銀行の預け入り金利は3.7% から4.25% となっています。2022年は年利9%もありましたが、それから23年はかなり下がり、株へお金が移った状況ありました。 預金増加の背景 増加の背後には、何があるのでしょうか? 一つには、ベトナムの経済成長が安定しており、人々がより多くのお金を貯蓄する余裕が生まれていることが挙げられます。また、銀行システムへの信頼が高まり、より多くの個人や企業が自分たちの資金を銀行に預けるようになったことも、この増加の要因となっています。 経済への影響 このような大量の預金は、ベトナム経済にどのような影響を与えるのでしょうか? 銀行はより多くの資金を貸し出すことができるようになり、これが国内の投資や消費を促進する可能性があります。しかし、一方で、これほどの大量の預金がインフレや他のマクロ経済的な問題を引き起こす可能性も否定できません。 ベトナム政府は銀行に低金利で貸し出しをするように指示をしているようですが、それにより預金金利が下がり、新規の預金が減ってしまう恐れ、そして貸し出した際の不良債権などを恐れ銀行は貸し出しを渋っているというニュースも以前出ていました。 未来への期待と課題 この記録的な預金増加は、ベトナム経済の新たな局面を迎えていることを示しています。国民の貯蓄文化が強化され、経済的な安定性が高まる一方で、インフレや経済の過熱など、新たな課題も見えてきます。これからのベトナム経済は、これらの課題にどのように対応していくのか、注目が集まっています。 このように、ベトナムの銀行への預金増加は、単なる数字の変動以上の意味を持っています。経済の安定から新たな課題まで、多くの側面を考えさせられるトピックです。ベトナム経済の今後の動向に目が離せませんね。

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ベトナム人 Shopee、Lazada、TikTok、Tikiで32兆ドン(約1500億円)の買い物 11月2023年

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ベトナム人 Shopee、Lazada、TikTok、Tikiで32兆ドン(約1500億円)の買い物 11月2023年

  ベトナムのオンラインショッピング市場が急速に成長しています。2023年11月には、Shopee、Lazada、TikTok Shop、Tikiなどのオンラインプラットフォームで約31,915兆ドン(約1500億円)もの取引が行われました。そのうちの2/3以上がShopeeで行われ、市場を圧倒しています。 このデータは、EcomHeatという電子商取引データプラットフォームによって提供されたもので、2.6百万のオンラインストアからの情報を収集、分析しています。Shopee、Tiki、Lazada、TikTok Shopなど、さまざまなセクターをカバーしており、ベトナムのオンラインショッピングの様子を詳しく調査しています。 やはりShopeeは市場で圧倒的な存在で、その取引額は約22,670兆ドンで、市場シェアの72.7%を占めています。特に11月11日の"独身の日"セールでは、Shopeeは通常の38倍のユーザー参加数を記録し、Shopee Liveを通じて商品の販売数が44倍に増加しました。 一方、TikTok ShopとLazadaは異なる市場で強みを持っています。TikTok Shopはファッション、美容、食品、飲料など、手軽に購入できる商品に特化し、市場シェアの17.2%を占めています。一方、Lazadaは高額な商品に強みを持ち、テクノロジー、家庭用品、音響機器などが主要な取引カテゴリーです。 私もベトナムでTIKTOKSHOPを個人的に利用したこともありますが、配達もとても早く品質もとてもよかったです。個人的な感想ですが、TIKTOKLIVEでのライブコマースの販売がベトナムでは本当に増えています。 この成長市場では、ライブストリーム販売とアフィリエイトマーケティングが注目されています。消費者は製品を購入する際にライブストリームを活用し、KOL(影響力のある人々)やKOC(影響力のある消費者)がアフィリエイトマーケティングを通じて商品を紹介し、市場を牽引しています。 将来の見通しも明るく、ベトナムの消費者は高額な家庭用品などを購入する意欲が高まっていて、経済の見通しも楽観的。2024年には支出がさらに増加すると予測されています。しかし、多くの消費者は依然として貯蓄を重視し、将来のためにお金を積み立てる計画を立てています。 ベトナムのオンラインショッピング市場はますます重要になり、これからも成長が期待される市場です。ご興味ある方は、一度ベトナムでライブコマースで販売して見てはいかがでしょうか?

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Mì Hảo Hảoハオハオ :ベトナムの心を掴むインスタント麺

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Mì Hảo Hảoハオハオ :ベトナムの心を掴むインスタント麺

こんにちは、今日はベトナムのキッチンから欠かせない一品、Mì Hảo Hảoについてお話ししましょう。この愛されるインスタント麺が、2023年にベトナムのトップ10ブランドに選ばれたんですよ!日本のエースコックが製造しているインスタント麺! 日本でもこの Mì Hảo Hảo は販売されていますよね。1袋100円くらい!?酸っぱ辛い味がやみつきになる味で食べたくなる味で、日本人の方にも馴染みがあるインスタントラーメンですよね! 驚きの飛躍 2022年からわずか1年で、Mì Hảo Hảoはランキングで9つも上昇し、2023年には堂々の8位に輝きました。この素晴らしい成果は、市場での強い存在感と、消費者からの愛情深い支持の証です。 どうやって評価されたの? このランキングは、YouGov BrandIndexの指標に基づいています。ブランドの印象や品質、価値、満足度など、さまざまな要素が総合的に評価されています。Mì Hảo Hảoは、特に2023年に最も改善されたトップ3ブランドの一つとして注目されました。 下記が選ばれたTOP10ブランド(VNEXPRESSより引用) Acecook Vietnamの努力 Acecook Vietnamのマーケティングディレクター、Shimamura Masafumi氏によると、この成功は全国の消費者の支持の賜物です。彼らは、ベトナムの味を国内外に広めるため、製品の質の向上と新しい開発に力を入れています。 記録的な人気 実は、2022年11月には、ベトナム記録機構がMì Hảo Hảoを2000年以降ベトナムで最も消費されているインスタント麺ブランドとして認定しました。これが、その人気の高さを物語っています。 ブランドの歴史 Mì Hảo Hảoは2000年にAcecook Vietnamによって生まれました。日本の技術とベトナムの味の融合で、20年以上にわたりベトナムの家庭で愛され続けています。 このように、Mì Hảo Hảoはただのインスタント麺ではなく、ベトナムの家庭の一部となっています。次回ベトナムを訪れた際には、ぜひこの国民的な味を試してみてくださいね!

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ベトナム2024年の半ばまでVATを2%引き下げ決定

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ベトナム2024年の半ばまでVATを2%引き下げ決定

ベトナム政府は、2024年半ばまで多くの商品とサービスに対する付加価値税(VAT)を2%引き下げると発表しました。 VATは2023年7月1日から多くの商品やサービスに対して2%減税されており、VATは元々10%の税率が適用されていました。 ただし、電気通信、金融・銀行、証券、保険、不動産事業、金属及び既製金属製品、鉱物製品(石炭採掘を除く)は、減税対象から除外されますが、その他幅広い商品とサービスに適用されます。特に、輸入、製造、加工、商業取引の各段階で一律に適用されるため、多くの事業者が恩恵を受けることが期待されています。 ただし、VATが免除される商品やサービス、または5%の税率が適用される商品やサービスは、この減税の対象外となります。また、VATを差し引き方式で計算する事業者は、規定された商品とサービスに対して8%のVAT率が適用され、個人事業主を含む事業者が売上に基づく割合でVATを計算する場合、請求書発行時に税率の20%が減税されます。 特に、世界経済の不確実性が高まる中で、このような税制の調整は、ベトナム国内経済の安定と成長を促進する重要なステップとなり、VATは通常、企業と消費者の間で税負担が分かれるため、この減税により両者が利益を享受することが期待されます。 消費者にも直接的な恩恵をもたらすことになり、経済全体にとって、これは明るい兆しと言えるかもしれません。できれば2024年はVAT0%になればうれしいのですが。。

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ベトナムで2023年に設立された企業数が過去最高

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ベトナムで2023年に設立された企業数が過去最高

2023年、ベトナムのビジネスシーンには驚くべき変化がありました。この年、なんと159,294社もの新しい企業が誕生し、これまでの記録を塗り替えました。この数字は、前年と比べて7.2%も増えており、2017年から2022年の平均よりも1.2倍多いんです。(ベトナム計画投資省と企業登録管理局のデータより) この成長の背景には、教育や研修、卸売・小売、自動車・バイクの修理、雇用サービス、観光といった様々な業界での企業設立の増加があります。ただし、新設企業の総登録資本は前年比で4.4%減少し、1,520兆VND(約63.3億米ドル)にとどまりました。 さらに、運営を停止していた58,400社以上の企業が再び活動を再開し、新規および復活した企業の総数は約217,700社に達しました。これは、2022年と比べて4.5%増加し、2023年に市場から撤退した企業の総数の1.3倍にもなります。 しかし、市場からの撤退も目立ちました。2023年には、過去最高となる172,500社が市場から撤退し、これは2022年と比べて20.5%の増加です。撤退した企業の半数以上が一時的に運営を停止し、10%が解散手続きを完了しました。撤退の主な理由は、生産や事業の非効率、注文の減少、市場の変動、組織構造の調整失敗、資本不足、コスト増加などでした。 このデータからは、ベトナムのビジネス環境が活発に変化していることが見て取れます。新しい企業が次々と誕生する一方で、市場の変動や経済的な挑戦に直面している企業も少なくありません。このような動きは、ベトナム経済の今後の方向性を示唆するものかもしれません。

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