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ベトナムの配車アプリ市場
投稿者 :VietKau on

こんにちは、皆さん。ベトナムに来たかたなわかるかもしれませんが、ベトナムでは配車アプリというものがあります。タクシーやバイクタクシーを気軽にアプリ上から呼べちゃうです!日本でいうとUBERみたいの感じですね。 今日はベトナムの配車アプリについて少しご紹介します! ベトナムの配車市場シェアと成長率 ベトナムの配車アプリ市場は急速に拡大しており、2024年には約11.7億米ドルに達し、2029年には約31.9億米ドルに成長すると予測されています。年間成長率(CAGR)は22.1%となっています。 主要なプレイヤー Grab: 市場シェア約70%を占める最大手 Gojek (Go-Viet): インドネシアの企業で急速にシェアを拡大 Be Group JSC: 現地企業で広範なサービスを展開 XANH SM : ベトナムのコングリマリット企業ビングループが運営 ベトナムのスマートフォン普及率は、スマートフォンの普及率が70%と言われています。また配車アプリでは、多機能化(スーパアプリ)しており、フードデリバリーや金融サービスも提供しているから便利! この中でもビングループが運営するタクシー電気自動車Xanh SMのシェアが拡大しています。他の配車アプリと違い、タクシーもバイクもすべて電気EVとなっています。すべての車、バイクが、青緑色しているので、すぐに分かりますよ〜! 市場シェアの急成長 発売から7ヶ月で、Xanh SMはベトナムの配車サービス市場で2位に 市場シェア18.17%、3位のBe Group(9.21%)、4位のGojek(5.87%を大きく上回る 電気自動車の特徴 シアンブルーのカラーリング 環境に優しい交通手段 「顧客の心の中でナンバーワン」を目指す 優待とインセンティブ 3ヶ月間の運賃15%割引 運転手パートナーに収益の87%をシェア ユーザーと運転手の声 収益の87%シェアは市場で最も競争力のある政策 電気タクシーの運営コストが低く、運転手の収益向上に寄与 排出ガスなし、燃料臭なし、礼儀正しい運転手の評価 私も何度も乗っていますが、非常に顧客対応もよく、ホーチミンでは台数も多いため、すぐにつかまります。しかも安い!やはりGrab(グラブ)が有名ですが、一度ベトナムに来られた際は、XANH SMの電気自動車に乗ってみてください!
地域別でベトナムの食嗜好性はあるの!?
投稿者 :VietKau on

ベトナムは、北から南まで約1,650kmの長さを誇る細長い国で、その地理的特徴は食文化にも大きな影響を与えています。この記事では、ベトナムの北部、中部、南部の代表的な料理や食嗜好性について、今回はご紹介します! 地域ごとの特徴としては、 北部: あっさりした味 中部: 辛味と塩味がある味 南部: 甘く濃い と言われています。 北部の食文化 北部ベトナムは、特にハノイを中心に、寒暖差のある四季を持つ地域です。冬の寒さが厳しいため、温かい料理が多く、味付けは塩味や旨味を重視する傾向があります。代表的な料理としては、以下のものがあります。 フォー・ボー(Phở Bò): 牛肉のフォーは北部を代表する麺料理で、澄んだ牛骨スープに米麺と薄切り牛肉が入っています。 バイン・クオン(Bánh Cuốn): 蒸し春巻きで、薄い米粉の皮に豚肉やキクラゲ、ネギを包んでいます。 チャーカー(Chả Cá): 魚のグリルで、ディルや香草とともに食べるのが特徴です。 北部の料理はシンプルでありながら、素材の味を活かすことを重視しています。 中部の食文化 中部ベトナムは山地が多く、海にも面しているため、海の幸と山の幸が豊富です。また、中部地方はかつての王朝の影響を受け、華やかな料理が多いのが特徴です。気候は比較的温暖ですが、台風の影響を受けることがあります。代表的な料理は以下の通りです。 ミー・クアン(Mì Quảng): 特製のタレで味付けされた米麺で、エビや豚肉、卵がトッピングされています。 バイン・ベオ(Bánh Bèo): 小さな蒸し餅で、海老のすり身や揚げ玉をトッピングして食べます。 カオ・ラウ(Cao Lầu): 特殊な水で作られた米麺料理で、チャーシューや揚げ麺が乗っています。 中部の料理は、甘辛いソースや香辛料を使い、風味豊かな味付けが特徴です。 南部の食文化 南部ベトナムはホーチミン市を中心に、熱帯の気候で一年中温暖です。豊富な農産物と果物、川魚などが食材として使われ、料理は甘めで香り豊かなものが多いです。代表的な料理は以下の通りです。 ブン・ボー・フエ(Bún Bò Huế): スパイシーな牛肉麺で、レモングラスやチリを効かせた濃厚なスープが特徴です。 ゴイ・クオン(Gỏi Cuốn): 生春巻きで、エビや豚肉、ハーブをライスペーパーで包んでいます。 カム・タン(Cơm Tấm): 砕いた米に焼き豚や卵、漬物を添えた料理です。 南部の料理は、甘辛いタレやココナッツミルクを使うことが多く、濃厚な味わいが楽しめます。 地域別の代表的麺料理 地域 文化の影響 味の特徴 代表的麺料理 北部 中国文化の影響 あっさり薄味、甘さ控えめ フォー (Phở) 中部 辛い、比較的塩味が強い ブンボー・フェ (Bún Bò Huế) 南部 クメール文化の影響 甘酸っぱい、濃い味 フーティウ (Hủ Tiếu) 食嗜好性と天候の影響 ベトナム人は地域ごとに異なる食嗜好性を持っていますが、全体として新鮮な食材を使い、健康的でバランスの取れた食事を好む傾向があります。また、天候も食文化に大きな影響を与えており、暑い南部では冷たい料理や軽い食事が好まれ、寒い北部では温かいスープ料理が人気です。 ベトナムの食文化は多様であり、地域ごとの特性を理解することで、より深く楽しむことができます。ぜひ、現地を訪れた際には各地域の代表的な料理を味わってみてくださいね!
Nguyen (グエン)さんは世界で最もメジャーな苗字トップ10
投稿者 :VietKau on

以前世界で最もメジャーな苗字TOP10が発表されていましたが、その中にNguyen(グエン)さんもTOP4に入っていました。 日本でもベトナム人の方が増えて、苗字を見るとNGUYEN(グエン)さんばかり?どうしてこんなにも多いの?と思われた方も多いのではないでしょうか? そこで今回は、NGUYEN(グエン)さんについて深掘りをしていきます。 ベトナムの苗字「Nguyen(グエン)」について ベトナムの姓「Nguyen(グエン)」は、ベトナム国内だけでなく、世界中に広く知られている姓の一つです。この記事では、Nguyen姓の由来、歴史、そしてその現代における影響について詳しく説明します。 1. Nguyen(グエン)の由来と歴史 Nguyen(グエン)姓は、ベトナムで最も一般的な姓で、ベトナム人の約40%がこの姓を持っています。この姓は、ベトナムの歴史的な王朝や重要な時代に深く結びついています。 起源: Nguyen姓の起源は、10世紀の初めにまで遡ります。当時、ベトナムは中国の支配下にありましたが、独立を求める動きが始まりました。939年、ベトナムは独立を果たし、Nguyen姓はその後、重要な役割を果たすこととなります。 王朝時代: Nguyen姓は、1802年に設立されたグエン朝(Nguyen Dynasty)に特に関連しています。この王朝は、1945年まで続き、ベトナムの最後の王朝として知られています。グエン朝の影響力は、ベトナム全土に広がり、Nguyen姓の普及に大きく寄与しました。 2. 現代におけるNguyen(グエン)姓 Nguyen姓は、ベトナム国内だけでなく、国外でも広く見られます。これは、ベトナム戦争やその後の移民の影響によるものです。 ベトナム国外での普及: 1975年のベトナム戦争終結後、多くのベトナム人がアメリカ、オーストラリア、フランスなどの国々に移住しました。その結果、Nguyen姓はこれらの国々でも一般的な姓となりました。例えば、オーストラリアでは7番目に一般的な姓であり、アメリカでは57番目に一般的な姓です。 現代の影響: 現代においても、Nguyen姓を持つ著名な人物が多数存在します。彼らは、政治、文化、スポーツなどの分野で活躍しており、Nguyen姓の名声をさらに高めています。 3. Nguyen(グエン)姓の文化的意義 Nguyen姓は、ベトナム文化と深く結びついています。この姓は、家族や伝統を重んじるベトナム文化の象徴でもあります。 家族と伝統: ベトナムでは、家族と伝統が非常に重要視されています。Nguyen姓を持つ人々は、先祖から受け継いだ価値観や文化を大切にし、それを次の世代に伝えることを誇りに思っています。 文化的イベント: Nguyen姓の人々は、テト(旧正月)やその他の伝統的なイベントを通じて、家族の絆を強め、文化を祝います。これらのイベントでは、家族が一堂に会し、先祖を敬い、伝統的な料理や儀式を楽しみます。 ちなみに下記が、以前発表されていた世界で最も一般的な姓トップ10となります。 世界で最も一般的な姓トップ10 姓は、個人の名前に追加される名前で、しばしば家族の名前となります。いくつかの姓は非常に珍しいですが、他の姓は非常に一般的で、何百万人もの人口がその姓を持っています。以下は、世界で最も一般的な姓のリストです。 1. 李(Li または Lee)- 1億人以上 李は中国で広く使われており、中国の人口の約7.9%がこの姓を持っています。李は客家(ハッカ)中国人の最も一般的な姓です。韓国では、李は金(Kim)に次いで2番目に一般的な姓で、ベトナムの李(Lý)姓も同じ漢字に由来しています。これらの姓を総合すると、李は世界で最も一般的な姓となります。 2. 張(Zhang)- 1億人以上 張は中国で最も一般的な姓の一つです。1990年版のギネスブックには、世界で最も一般的な姓として1億人以上がこの姓を持っていると記載されました。張という姓の使用は約4000年前に遡ります。 3. 王(Wang)- 9300万人以上 王は中国の姓で、世界で最も一般的な姓の一つです。王は中国本土で最も一般的な姓で、9288万人がこの姓を持っています。王は英語に翻訳すると「王」や「君主」を意味します。この姓は中国語以外の国々、例えば韓国、ベトナム、日本でも使われています。 4. 阮(Nguyễn)- 3600万人以上 阮はベトナムで最も一般的な姓です。一部の推計では、ベトナム人の約40%がこの姓を持っているとされています。阮姓の普及は、ベトナム国外でも見られ、オーストラリアでは7番目に一般的な姓、フランスでは54番目に一般的な姓となっています。アメリカ合衆国では、2000年の国勢調査によると、57番目に一般的な姓であり、アジア人の姓としては最も一般的です。 5. ガルシア(García)- 1000万人以上 ガルシアはアメリカ大陸、フィリピン、スペインで一般的な姓です。起源についてはいくつかの説がありますが、おそらくバスク語に由来するもので、その意味は「若者」を指します。ガルシアはスペインで最も一般的な姓であり、人口の3.32%がこの姓を持っています。メキシコでは410万人がガルシア姓を持っています。 6. ゴンザレス(González)- 1000万人以上 ゴンザレスはスペインに起源を持つ姓です。スペインではガルシアに次いで2番目に一般的な姓で、人口の2.08%がこの姓を持っています。ラテンアメリカでも非常に人気があり、アルゼンチン、チリ、ベネズエラ、パラグアイなどで最も一般的な姓となっています。アメリカ合衆国では23番目に一般的な姓です。 7. エルナンデス(Hernández)- 800万人以上 エルナンデスは15世紀頃に一般的になったスペイン語とポルトガル語の姓です。元々は父親や祖父、さらに前の男性祖先の名前に基づく姓で、"Hernánの息子"という意味があります。この姓は主にメキシコ、アメリカ、チリ、スペイン、キューバで使われています。 8. スミス(Smith)- 400万人以上 スミスはイングランドに起源を持つ英語の姓です。イギリス、オーストラリア、アメリカで最も一般的な姓であり、カナダでは2番目に、アイルランドでは5番目に一般的な姓です。スミス姓は特にイングランドとアイルランドの子孫の間で多く見られますが、黒人奴隷が奴隷制度時代や解放宣言の後にこの姓を採用したため、アフリカ系アメリカ人の間でも一般的です。アメリカでは少なくとも300万人、イギリスでは50万人以上がスミス姓を共有しています。 9. スミルノフ(Smirnov)- 250万人以上 2002年の国勢調査によると、スミルノフ(男性形)またはスミルノワ(女性形)はロシアで最も一般的な姓です。スミルノフは「静か、穏やか、従順、優しい」を意味する形容詞"smirnyy"に由来しています。 10. ミュラー(Müller)- 100万人以上 ドイツ語のミュラーは「粉屋」を意味します。ドイツとスイスで最も一般的な姓であり、オーストリアでは5番目、フランスのバ=ラン県とモゼル県では最も一般的な姓です。ミュラーの様々な家紋には、風車や水車などの製粉に関連するアイコンが描かれています。
ベトナムの電子商取引市場の2024年展望
投稿者 :VietKau on

2024年の第一四半期は、ベトナムの電子商取引(eコマース)市場において顕著な成長が見られました。 特に、主要なECサイトであるショッピー(Shopee)、ティックトックショップ(TikTok Shop)、ラザダ(Lazada)、ティキ(Tiki)、センドー(Sendo)の上位5社は、前年同期比で79%の売上高増加を記録し、その総額は約71兆2000億VND(約4300億円)に達しました。 この期間の受注店舗数は前年比9%増の51万0500店に増加し、受注数も1310万件(10%増)、販売商品数は前年比83%増の7億6670万点となりました。 ECサイトの利用者は「廉価」を重視しており、大半の商品は1万~35万VND(約61~2100円)の価格帯となり、売上高においては、ハノイ市とホーチミン市が全体の70%以上を占めるなど、大都市が中心となっています。 美容・コスメのカテゴリーが売上高の16%を占め、前年比63%増の11兆2500億VND(約680億円)に急増しています。その他の人気カテゴリーにはレディースファッション、家庭・生活用品、電気製品、メンズファッションとなっています。 市場分析と動向 さらに詳しく見ると、ベトナムの電子商取引市場は多岐にわたる分野で成長を遂げており、特に大都市での売上が市場をけん引しています。 電子商取引プラットフォームのユーザー数は増加の一途を辿っており、新たな消費者の獲得と既存顧客のリテンションがこれらのプラットフォームにとって重要な課題となっています。 政府の規制やデジタル経済への支援策も電子商取引の成長を後押ししており、各プラットフォームはこれを活用して市場競争力を高めており、具体的には、技術革新を利用したマーケティング戦略やカスタマーエクスペリエンスの向上が見られます。 2024年のベトナム電子商取引市場は、消費者行動の変化や技術の進化に伴い、さらなる成長が期待されています。
ベトナムの観光業、驚異的な成長を遂げる
投稿者 :VietKau on

こんにちは、旅行好きの皆さん!今日は、2023年に大躍進を遂げたベトナム観光業の最新動向をお届けします。新たな旅の目的地をお探しの方、注目ですよ! 2023年、外国人観光客数が大幅増 2023年、ベトナムは外国人観光客数で前年比3.5倍という驚きの数字を記録。目標を大幅に上回る1,260万人の外国人がベトナムを訪れました。特に韓国からの観光客が最多で360万人、中国からは174万人が訪れ、その他、台湾、アメリカ、日本からも多くの旅行者がベトナムの魅力に触れに来ています。 観光収入も好調 ベトナム国内の観光収入も好調で、2023年の総収入は678兆ドンに達し、計画目標を4.3%上回る結果となりました。これは、訪れる旅行者が増えただけでなく、彼らの消費活動も活発であることを示しています。 人気の観光地とは? ベトナムの魅力的な観光地と言えば、ホーチミン市やハノイ市が有名ですが、ダナンやフーコック島、ハロン市など、美しいビーチや自然豊かな景観が楽しめる場所も多数あります。特に、ダナン市やハロン市は、その絶景で多くの観光客を惹きつけています。 2024年の1月〜3月までの外国人訪問者数増加 ベトナム統計総局(GSO)によると、2024年の初めには外国人訪問者数が前年同期比で+72.0%増となり、なんと464万人がこの美しい国を訪れました。特に韓国からの訪問者が多く、全体の約26.5%を占める123万人が訪れています。また、中国、台湾、アメリカ、日本からの訪問者も後を追っています。 東南アジアからの訪問者も増加中 特に注目すべきは、インドネシア、フィリピン、マレーシア、カンボジア、シンガポールなど、東南アジア諸国からの訪問者数の増加です。中でもインドネシアからの訪問者数は2.2倍増となり、大きな市場としてのポテンシャルを示しています。 ベトナムの観光業界の戦略的動き ベトナムの観光業界は、これらの新興市場をターゲットに様々な施策を展開しています。直行便の運航拡充、ハラルフードの提供、礼拝室の設置など、さまざまなニーズに応じたサービスが提供されているのです。これらの取り組みは、さらに多くのムスリム旅行者を引きつけることにも繋がっています。 ベトナム観光の魅力とは? ベトナムはその歴史的背景、自然の美しさ、そして独自の文化で知られています。ハノイ、ホーチミン、ダナン、フーコック島など、訪れるべき魅力的な地域は数知れず。美味しいストリートフードから世界遺産の景観まで、ベトナムはその美しい景色、豊かな文化、そして温かいおもてなしで、世界中の旅行者を引きつけています! みなさんも是非ベトナムに一度は是非訪れて見てください! Chat